乳酸菌は何を食べる？善玉菌のエサを摂取して腸活しよう！
隆尾畑
「乳酸菌は何を食べるのだろう…？」と疑問を持ったことはありませんか？実は、乳酸菌を含む善玉菌も生きているので、何かを食べて成長し、わたしたちの腸内環境を改善してくれるのです！
本記事では、乳酸菌を含む食品と、乳酸菌の栄養源となる食品について詳しく解説します。
また、これらを効果的に組み合わせる方法や、乳酸菌摂取のメリットについても紹介しました！
目次
乳酸菌は何を食べる？善玉菌のエサとは？
乳酸菌を含む善玉菌も、私たち人間と同じように「食事」を必要とします。では、乳酸菌は一体何を食べているのでしょうか？
乳酸菌や他の善玉菌が好んで食べるのは、主に「プレバイオティクス」と呼ばれる物質です。
プレバイオティクスとは、人間の消化酵素では分解されず、大腸まで到達して善玉菌の栄養源となる食物繊維やオリゴ糖などの成分を指します。
乳酸菌のエサになる食品の例
以下の食品に含まれるプレバイオティクスは、乳酸菌の成長と活動を促進します。
①オリゴ糖を含む食品
バナナ（特に少し青みがかったもの）
タマネギ
ニンニク
アスパラガス
はちみつ
オリゴ糖は乳酸菌を含む善玉菌の栄養源となります。乳酸菌はオリゴ糖を分解して増殖し、腸内環境を改善します。
②食物繊維が豊富な食品
全粒穀物（玄米、全粒粉パンなど）
豆類（大豆、レンズ豆など）
野菜（ブロッコリー、キャベツ、かぼちゃ、ごぼうなど）
海藻類（わかめ、昆布など）
きのこ類（しいたけ、えのきなど）
食物繊維は、私たちの体では消化・吸収されにくい成分ですが、腸内細菌のエサとなり、腸内環境を整える働きがあります。
乳酸菌の種類別で好むエサは違う？
ちなみにですが、乳酸菌の種類によって、好むエサが少し異なります。
例えば、ビフィズス菌はオリゴ糖を、乳酸桿菌は乳糖を好む傾向があります。しかし、多くの乳酸菌は、様々な種類の食物繊維を栄養源として利用することができます。
乳酸菌と善玉菌のエサを組み合わせる方法
乳酸菌とその栄養源を効果的に組み合わせることで、腸内環境をより良好に保つことができます！
要するに、乳酸菌を直接摂取しつつ、乳酸菌のエサも同時に食べるということです！
以下に、相乗効果を生む組み合わせ方と日常的な取り入れ方のアイデアを紹介します。
- ヨーグルト + バナナ：
ヨーグルトの乳酸菌とバナナのオリゴ糖が相乗効果を発揮します。 - キムチ + 玄米：
キムチの乳酸菌と玄米の食物繊維が腸内環境を整えます。 - 味噌汁 + ワカメ：
味噌の乳酸菌とワカメの食物繊維が組み合わさり、腸内細菌のバランスを改善します。 - 乳酸菌飲料 + りんご：
乳酸菌飲料の生きた乳酸菌とりんごのペクチン（水溶性食物繊維）が協力して働きます。
これらの組み合わせを日々の食事に取り入れることで、より効果的に乳酸菌と善玉菌のエサを摂取できます。
よくある質問（FAQ）
乳酸菌の摂取に関して、多くの人が疑問に思う点について、よくある質問とその回答をまとめました。
乳酸菌の摂取に最適な時間帯は？
A: 乳酸菌の摂取に絶対的な最適時間はありませんが、以下のポイントを参考にしてください：
- 朝食時：空腹時に摂取することで、乳酸菌が胃酸の影響を受けにくくなります。
- 就寝前：夜間の腸内環境改善に役立つ可能性があります。
- 食事と一緒に：プレバイオティクスを含む食事と一緒に摂取すると、相乗効果が期待できます。
重要なのは、毎日継続的に摂取することです。自分のライフスタイルに合わせて、無理なく続けられる時間帯を選びましょう。
乳酸菌サプリメントは効果的？
A: 乳酸菌サプリメントは、食事から十分な乳酸菌を摂取できない場合の補助として効果的です。
特に、乳酸菌生産物質を含んだサプリメントは、熱や酸の影響を受けずに体内に直接取り込まれるため、おすすめです。
【まとめ】乳酸菌のエサの食物繊維やオリゴ糖を積極的にとりいれよう！
今回のブログ記事では、乳酸菌って何を食べるのか、善玉菌のエサは何なのか、解説してきました。
乳酸菌は主に、食物繊維とオリゴ糖をエサにしますので、それらを含む食品を積極的にとるようにしましょう！
乳酸菌と善玉菌のエサを上手に取り入れることで、腸内環境を整え、全身の健康増進につなげることができます。日々の食生活を見直すとともに、効果的にサプリメントを取り入れ、自分に合った方法で腸活を続けましょう！
