エラスチンを摂取すると太る?たくさん採っても大丈夫?
エラスチンは、美肌やアンチエイジング、血管の弾力性維持など、さまざまな効果が期待される人気成分です。
しかし、エラスチンを摂取すると太るのではないか…?と心配する人もいます。
そこで、今回は、エラスチンを摂取すると太るのかどうか、ダイエットとの関連性について解説していきます。
目次
エラスチンを摂取すると太る?
結論から言うと、エラスチンを摂取しても太りません。
エラスチンは、1gあたり約4kcalのエネルギーを有していますが、これはブドウ糖と同程度でしかありません。
エラスチンはタンパク質の一種なので、摂取量が増えても体重に直接影響を与えることはないと考えられます。
なぜエラスチンを摂取すると太るイメージがあるのか?
人々の間で、「エラスチンを採ると太るのでは…?」という誤ったイメージがあるのはなぜでしょうか?
- エラスチンを含む食材からの印象
- コラーゲンを含む食材からの印象
以上の2つが理由だと思います。
それぞれ、もう少し詳しく触れます。
エラスチンを含む食材で太るイメージが…?
エラスチンを多く含む食材は、以下の通り。
- 牛スジ
- モツ
- 手羽先
- カツオ
詳しくは「エラスチンを増やす食べ物は?食品にも含まれるがサプリがおすすめな理由」の記事でも解説していますが、カロリーや脂質が高いイメージを持つかもしれません。
しかし、エラスチン自体がハイカロリーなわけではないのです。
コラーゲンを含む食材で太るイメージが…?
エラスチンとコラーゲンはセットで考えることが多いです。
ただ、共に結合組織の構成要素でありながら、役割や構造には違いがあります。エラスチンは組織に弾力性をもたらし、コラーゲンは組織を支える強度を提供します。
そして、コラーゲンを含む食材も、太るイメージがあるのです。
- 鶏皮 10.0g 246kcal
- 豚足 8.0g 212kcal
- 牛すじ 6.0g 232kcal
コラーゲンは、鶏皮、豚足、牛すじ、魚介類など、動物性食品に多く含まれています。
だからこそ太るイメージがあるのだと思いますが、エラスチンと同じく、コラーゲンもタンパク質の一種で、直接的に太る理由にはなりません。
【太らないために】エラスチン摂取量と摂取方法
エラスチンの適切な摂取量は一般的にはまだ確立されていませんが、食事だけで積極的に摂取しようとすると太ってしまうかもしれません。
エラスチンのサプリメントでは100mgを効果的に摂取することができますが、食事から100mgを採ろうとすると大変です。
魚や肉を大量に摂取するとカロリーや脂質過多となり、太る可能性があります…。
そのため、エラスチンのサプリメントが人気を集めているのですね。
エラスチンとダイエットの関係性は?痩せる?
エラスチンの摂取によって直接的に痩せる効果はありません。
ダイエット目的でエラスチンを摂取する人は少ないですが、ただ、長期的にみると、血管年齢が若返り、関節が健康になると運動意欲が高まってダイエットに繋がる可能性があります。
また、皮膚に弾力性が出るため、顔などが痩せて見えることもあります。健康と美容を基礎から整えてくれるのがエラスチンなのです!
まとめ
今回の記事では、エラスチンとダイエットの関係について紹介してきました。
結論を繰り返すと、エラスチンと体重には直接的な関係はなく、太ることはありません。また、痩せる効果があるわけでもありません。
ただ、エラスチンを適切に摂取することで、見た目にハリが生まれますし、身体の健康をサポートすることができます。
サプリメントを活用しながら、健康的で若々しい生活を手に入れましょう!